あっとニューヨーク 人材募集について

ご応募される前に、ここから最後の最後の一番下まで読んでいただけますか。

ご挨拶

はじめまして、あっとニューヨーク代表の土橋と申します。長崎出身で在米30年になります。現在、ロサンゼルス在住でインターネットの仕事や他のたくさんの仕事に汗を流しながら、毎月ニューヨークとLAを行き来しています。会社は大好きです。さまざまな方々とも出会えますし、ともに苦労したり笑ったりしながら人生を歩むことができます。仕事や会社は直接ではなくとも大いに自分を成長させてくれる場所だと思っています。社員一人一人の成長ぶりを見ることも楽しみの一つです。会社が大きくなり、多くのお客様がリピーターになり、信用してくださる方々や取引会社が増えていくことも喜びの一つです。これからも、もっと多くの出会いがあるでしょう。たくさんのお客様がいらっしゃるでしょう。いくつもの障害や試練が待ち受けているかもしれません。その一つ一つを経験したり乗り越えていくことをたいへん楽しみにしています。そして、これまでの成功や成長に甘んじることなく今後も目標を持ってそれを達成できるようにいろいろとやっていかなければと思っています。

あっとニューヨークもサイトを立ち上げてから20年が経ちました。いろんな経緯があり現在の形ができて、そしてこれからも続けていきますし、さらに未来を創造し続けていく使命があります。今後も中長期に渡り、会社をパワーアップさせるためにも人材が最も重要な要素になることは間違いありません。それで今回、次のステップに進むための人材を新たに募集することにいたしました。

採用したい人の資格は、一言でいえば「同士になりたい」、と思えるかどうか、です。そしてその人の資質は、わたしの経営理念に賛同し、この会社に合うかどうか、です。

この資格と資質が伴う人は非常に稀であることと思います。人は皆それぞれ多種多様ですし、会社も然りですから。それでも世の中には、(わたしの言う)この資格と資質を兼ね備えた人が必ずいるだろう、と思って募集を行っています。もし、少しでも「なんか違うなー」、と思うことがあったら、応募はお見送りいただいた方が双方のためだと思います。実際に面接では本当の意味で人を見ることは完璧にはできません。一緒に仕事をしてはじめてお互い分かることばかりだと思います。後で(この会社は)違った、と感じるようでしたら、それはお互いにとって悲劇とは思いませんか。ですから、本当に自分にあった仕事なのか、望む会社なのか、よく見極めていただきたく思い、長くなりますがわたしの理念と会社についてご説明させていただきたいと思います。

慌てて応募しないようにお願いします。慌てて応募してきた方は履歴書を見ればすぐに分かります。わたくしどもも仲間になって欲しい人材を諦めずに探したいと思っております。この案内も丁寧に読んでいただき、本当に自分に合った会社かどうかよく考え抜いてからご応募ください。

もう一度いいます。

「ぼくらと一緒にやりたい!同士(仲間)になりたい」と思える人。

「経営理念に賛同し、この会社が一番自分に合っている」と思えた人。

もしあなたがそうであれば、是非ご応募いただきたく存じ上げます。

では、以下に説明を続けさせてもらいます。

会社について

わたくしごとになり恐縮ですが、少しバックグランドをお話しておきます。わたしはNY市立大学のバルークカレッジを出ました。専攻は歴史と美術です。西洋史、アメリカ史、とくにニューヨーク史を深く学びました。なぜ歴史かというと、いや、なぜ歴史を学ばないの?という答えしか頭にうかびません。歴史を知ること無く、どうして己を知ることができるのか、どうして世界の成り立ちが分かるのか、世の中を知ったかのように生きれるのか、将来を見通せるのか?と疑問に思うのが真理ではないかと思います。そもそも芸術が好きで、音楽、美術、文学、小説、といった文系脳の体質だったのだと思います。大学とは学ぶ場であり、学ぶとはお金に直説的に関わるものであってはいけない、経済学や経営学、商学を学ぶというのは人間が堕落している、社会に出て生きて学べばいいじゃないか、学校でお金を稼ぐ絵を思い描いてどうなるってんだ、などと社会を斜視するような偏狭青年でした。現在でもビジネスがお金を稼ぐことを第一の目的であるとする考えには同調できません。ビジネスはやり甲斐であり、社会貢献の方法であり、仕事は生き甲斐であり、自己の向上や成長のためであり、ひとつひとつ上って達成していくための人生の階段のようなものである、とそのように考えています。お金を稼ぎたければウォール街で働けばいいだけの話です。当然そんな考えだった人間に就職先もなく(もともと歴史学科でしたから就職先などありませんでしたが)、といってもそもそも就職などということに全く興味はなく、就職に一喜一憂している学生等とは一線画してノラリクラリ自由気ままに我が道行こう、と考えているところに911のテロがあり、その後、ニューヨークの旅行業界が冷え込み、それでもボーっと暢気にしていた時に、ガイドの仕事で楽天の三木谷社長をお世話する機会がありました。それがわたしの転機となりました。2002年の2月のことです。その仕事がガイド業務最後の仕事となります。氏曰く、これからはインターネットの時代だ、と。まだ誰もやっていない分野をやれ、と。そのお会いした翌月にはネット業界に転職すべくLAに移転しました。5000ドルつけていたナスダックが、テロの後、1300ドルまで落ち込んでいた頃で、今よりももっと酷い就職難だったと思います。とにかく学ぶためにもまずはネット企業だと思い、ようやく見つけた設立当初の小さな会社に就職、始めから(ほとんど)独学で技術を学びました。その頃からネットも社会的に認知され利用者が爆発的に増加傾向を辿ります。ネットバブルの追い風もあり、投資家の支援もあって、2004年に独立しR2 Systems, Inc.というオンライン広告の会社を立ち上げました。オンラインのマーケティング技術、ユーザーが広告をクリックした時点から商品を購入するまでのクッキーとセッションによるダブルトラッキングのシステム、クレジットカードの決済システム、顧客管理システム、売上管理、会計の基幹システム、など、次々と新しいサービスを市場に投入する、当時としては最もスピードが速い、(トラッキングの分野では)業界でも最先端のテクノロジー企業だったと思います。1台 1万ドルちょっとのサーバーが20台ほどになり、社員も20名近くに増えました。いろいろな問題が本当にたくさんあって次々になぎ倒していって今でも皆よくやったなと感心します。しかしながら、自己資本がほとんどの会社で、わたしの資本だけでは資金が底を付き、ファイナンスし投資家にもいくつか出資してもらいましたが、収益モデルが確立する前に負債を抱えて一度事業を停止せざるをえなくなりました。いろいろな失敗を経験し経営の難しさを知ります。その後、半年は、社員の退職金の工面、失業保険の手続き、次の仕事の斡旋などスタッフのその後をサポートすることや事業の整理に時間を費やしました。皆、その頃には実力は備わっておりましたので、次々とソニーピクチャー、ディズニー、P&G、ロサンゼルス市、といった企業や自治体に採用され巣立っていきます。他にも独立心旺盛で、新しい分野でネットビジネスを起業した子もいれば、日本に戻って3000万円の資金調達に成功し(当時23歳の若さで)実業家になった子もいます。(他、ミュージシャンになって日本のソニーミュージックでデビューした子もいたりで、皆、現在も活躍中です)。ネット業界で技術というポジションだったから経験が生きた、という見方もありますが、要は、仕事に対する姿勢を学び、「どんな仕事をしても誰にも負けない」という自信がついた結果だと思います。どこで働いても恥ずかしくない子たちだと今でも誇りに思います。さて、わたしの方はといえば負債の返済のため、大好きなお酒を半年間断ち、今では想像できない話ですが、一滴も酒代を使わず食事もうどんだけ、という日々を繰り返し、黒字転換する日を数える毎日。以前作ったソフトやシステムを小分けにしてダウンロードサイトを作り課金するサービスなど、いくつかビジネスを立ちあげて売上の全てを返済にあてるという荒っぽいやり方を続けていき返済を済ませます。この期間は毎日20時間近く仕事をしていてほとんど一歩も外に出れなかった。仕事をしながら口に食べ物を入れ、トイレに行くことも時間がもったいないので我慢する、というような仕事の仕方でした。大手石油会社や通信大手企業などたくさんの方面からウェブ制作の依頼がありましたが、すべてお断りしてきました。小さな企業サイトの依頼のいくつかは元従業員に回したりもしましたが、わたしとしましては他社のサイトを作るということには全然興味がありませんでした。元来、サイトは育てるものだという意識があり、それがビジネスであり、ビジネスや会社、社員も育つからやりがいがあるわけで、成長がやりがいの根源になっていますから人のサイトを作るという概念がもともと頭にはありません。作ってハイ終わり、ではビジネスの面白みがありません。優先順位から長く関われるビジネス、収益モデルをすぐに確立できるビジネスにフォーカスし注力していきます。あっとニューヨークが本格的に旅行案内サイトから商用サイトに生まれ変わったのもその時です。まずは極力早急に収益モデルを確立する必要性から、既存の情報メディアを収益の出る仕組みに変えました。売上と顧客の増加を見て、さらに需要があることを見込み、2008年の1月にマンハッタンにオフィスを構えます。490SQで3名からスタート。次々に新しい商品を開拓し売上が上がってきます。需要にあわせるために人材と供給体制を整え、2010年の1月には隣の部屋も借りオフィススペースを2倍に拡張しました。このビジネスに関しては、いろんな意味で弊社でもまだ成していない分野の方が80%くらいあります。まだ20%しか歩んでいないということで、このビジネスで、この市場だけででも、まだ4倍の需要を掘り興せるという意味です。

少し話がそれましたので、話を元にもどします。会社についてです。あっとニューヨークというのはニューヨークの旅行サイトの名前であり、また社名でもあります(登記名 DBA:At New York and Company)。英語での表記名である屋号は、あっとニューヨークとその仲間たち、という意味です。1999年、当時まだ学生だったわたしがフリーランスでガイドをしていた時に、趣味で作った旅行案内のサイトに端を発します。このニューヨーク案内のサイトが今日のあっとニューヨークになりました。現在の本業を簡単に申し上げますと、「ニューヨークにいらっしゃる日本人旅行者に(旅行に関わる)現地の商品やサービスを提供する」、という内容になります。取引先は、JTB、HIS、IACE、読売旅行、といった大手旅行会社からその他約20社ほどの企業をメインに、商品やお客様の受渡しや諸々の仲介を行っております。これまでの既存の旅行会社という枠に捕らわれずに新しいサービスや商品を開拓し販売することが弊社独自の文化だと思います。それと、顧客第一主義は徹底しており、当地では旅行者に最も近い旅行会社(のひとつ)であると思います。このあたりが競合他社との違いだと思います。現在、会社の財務は健康です。走れば走るだけ強くなる体質になってきております。社員も芽がでてきています。少しずつですが体力も付いてきました。負債、借入金も0です。自己資本は70%で外部資本が30%入っています。保有しているのは安定株主であり、経営に携わる採決はほぼ全てわたし(と社員)の一存で決めれます。会社は3つの部門に分かれております。チケット課、ツアー課、車輌課の3部門です。細かな業務内容については各ポジションごとのエントリーに記載いたします。またはご不明な点がありましたら面接時にお伺いください。弊社は、みんな20代、30代の若い会社です(わたし以外)。性別はちょうど均等に分かれております。旅行業が本業です。旅行者は毎日ニューヨークに入ってきます。そのような職種柄、オフィスは365日営業を行っており、週末もシフトを組んで皆で交代で出勤するという体制をとっています。そのため変則的なシフトとなる場合もあります。また、ニューヨークという気候条件によりますが、季節によりオンシーズンとオフシーズンに分かれる傾向があります。基本的に夏が忙しく冬はスローになります。ロングバケーションは、スローな冬場を中心に皆で交代で順番に取るようにしております。週末やバケーションなど誰が出て誰が休むとしても皆で代理出勤したりフォローをし合っています。例えば、自分が休んでいる間、誰かに仕事を代わってもらえます。逆に、誰かが休む時は自分が代わりに仕事を引き継ぐ、というかたちになります。その意味では、皆でお互いを支え合っていかなければならず、やはりチームワークが大切なオフィス環境といえます。もう少しスタッフが増えれば週末出勤などの負担を減らすことができると思います。そのようなスケールメリットが出る企業規模になれるよう、今は皆で頑張っております。なお、ピークシーズンは日本のホリデーとなる、ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、クリスマスシーズンとなっております。その期間中も基本的には皆で出社してお客様をサポートいたしております。普通に人が休みの日に働くという仕事ですが、ニューヨークでもこのような体制をとっている旅行会社はあまりないのではないでしょうか。全てがお客様のためであり、巡りめぐって自分たちのためになる、という考えに基づいております。立地は8番街の55丁目と56の間、ビルの5階になります。オフィスを選んだ決め手はお客様である旅行者にとっての利便性の面からです。実はこの界隈よりも地価の高いエリアはロックフェラーから5番街北、パークのビジネス街からマジソン北までのエリアしかありません。同じコストでしたら45丁目以南だと立派なビルに入れるかもしれませんが、立地条件の良さ(お客様)を優先順位の上におきました。地価が高いエリアであるためその分、オフィスビルはみすぼらしい建物となりました。オフィス内はほとんど手作りです。床は古い板張りで上に絨毯を引いて音声の反響や板のきしみを抑えています。机などの家具はIkeaで購入し自分たちで組み立てました。見た感じではあまり立派なオフィスではないかもしれません。わたしは構わないのですが社員にはほんとうに申し訳ないと思っております。それでも極力皆の意向を反映してできることはやりたいと思ってはおります。オフィス内には、皆が飲めるお水と熱湯のメーカー、冷蔵庫、電子レンジなどが配置してあります。ほとんどのスタッフはサンドイッチやおにぎりなどのお弁当を持ってきておのおのランチ休憩を取っています。たまにお菓子など誰かが持ってきたりして休憩したりもしています。立地がよろしいため徒歩5分圏内に西側を走る路線のほとんどの地下鉄駅があります。通勤には便利でしょう。社員はマンハッタンに住むものもいますが、ほとんどがクイーンズ区のアストリアやレゴパーク、ウッドサイド、フォーレストヒルズあたりに居住しております。出社は9時-6時が基本となりますが、旅行業という業種、またニューヨークという立地条件のため、繁忙期はオーダーが固まり、そのような期間中には仕事が遅くまで終わらない日がたくさんあります。また、ハリケーンやブリザードが来るような緊急時の残業も場合によってはあります。旅行業という職種柄、残業は往々に発生しますことをご了承いただきたく思います。

会社のルールについてです。以下にリンクがありますので読まれてください。自分が自由に生きたいのなら、まずは相手を尊重しよう、ということです。会社は個によって成り立ちますが、個はルールがあるからストレスなしに社会生活を営むことができます。個が生きるよう、よいチームができるよう、同じ志、同じ目標をもって皆で成長できる環境にしなければなりません。それを作るために社訓があり社則があります。そもそも社訓にあるような人間的な資質がなければ、仕事は続かないと思います。よく理解し、賛同できるようでしたら幸いです。いい会社かどうかは自分次第です。あなたにとっていい会社であっても、他人にとったら嫌な会社かもしれません。要は自分に合っているかどうかです。そこをよく考えて欲しいと思います。社訓を読んで理解でき自分も賛同できる、自分はこれくらいのレベルは既に持っている、今はできないことも少しはあるけれども絶対にできるようになってみせる、のように思われる方は、仕事に対する姿勢や考え方のうえではあなたに合っているのかもしれません。そう思えるようでしたら以下にお進み願います。なお、以下のルールは完璧ではありません。修正すべき箇所がありましたらその都度改編します。お気づきの点などありましたらお知らせください。

これからの展望

会社にはまず第一に理念があります。その下にビジョンがあります。その下に戦略があるわけです。戦略をもとに計画を立て業務を遂行(実行)します。第一の、あっとニューヨークの理念は、「当地の商品やサービスを提供することで日本人旅行者に喜んでもらう」、の一言に尽きます。これが社会に貢献することであり、日本人を幸せにし、それでわたくしどもも幸せになれる。これが弊社の理念であり、ミッションであり、わたくしどもの夢です。そのためにビジョンを実際に夢のように描きます。例えば、旅行者の安全とは、安心とは。対策は、24時間、週末でも困っているお客様がすぐ繋がる電話を整備したり、週末でもオフィスを開けたりすることだ、と。しかしながら一人で24時間週末も含めて365日仕事ができるわけがない。だとしたらある程度は人材を整えておかなければいけない。これはあくまでも一つの例ですが、このようにお客様が喜ぶサービスを提供するために、わたくしどもが成さなければならないことが、自然に見えてきます。それを実現させるためのビジョンは、「ニューヨークのありとあらゆる商品、サービスを安価に提供すること」、「旅行者が安心して旅行できるシステムを作ること」、「社員が働きやすい環境にすること」、など様々なことが考えられます。わたしが考えるに、どれも一人では大変困難な作業になることと思いました。商品やサービスにしろ膨大にあるわけです。旅行者に週末も対応するためにはある程度の頭数が必要となる。これは大きくならないと対応できないな、と感じました。ある程度のスケールメリットの出る組織であり、なおかつチームワークで対応していく組織でなければならない、と感じました。それで、スケールメリットの出る規模に組織を拡大する、というビジョンが自ずと生まれます。ビジョンを具現化するための戦略はいくつもありますが、その一つが今回のような人材の雇用でもあります。そして、社員には理念とビジョンといった目的に向かって、戦略を立てたり、その戦略を遂行し実行する役割をお願いしています。

まとめますと、弊社は、ニューヨークを訪れる日本人旅行者に喜んでもらうという理念を信条としており、それを成し遂げるために、現在は3ヶ年計画の遂行中です。いづれは快適に仕事ができるオフィスビルに移れるように、たくさんの商品を提供できるように、お客様の需要にお応えできるように、そのために、組織を大きくするというビジョンを持っています。

今回、わたくしどもも、本当に、当社の「理念に賛同し」、「この会社に合っている」仲間と一緒に仕事をしたいと思っています。以下に、どのような人に入社してもらいたいか(それと、どのような方には来て欲しくないか)、ということについてわたしなりの考えを申し上げます。

一緒に働きたいと思える人物像

ポジションに関わらず弊社で求めている人物は以下のような方々です。

今がヤル時だ、と強く思っている人

人はいろんな時期を経験してきます。大学時代、勉強しないでノホホンとしていたなー、とか仕事がつまらなくていつも外回り行って来ますーといっては車の中で昼寝していたな、とか。そんな時期があってもいいと思います。わたしにも先が見えずやることがなくてボーっとしていた時期がありました。しかしながら、いづれ「ヤラナケレバいけない時」がきます。ヤル時やらなければ人生はあーっという間に終わってしまいます。子供のまま大人になって、いづれちゃんとヤル時が来るだろうなんて悠長に思っている人こそ概ねそのまま成長もせずに人生は終わってしまうのです。何かやらなければと思っている人は、少しでも早く自分のヤル時を得て欲しいと思います。

仕事への志や向上心が誰よりも高い人

ヤルと決めたら腹をくくってあとは我武者羅にやるだけです。弊社に来てもらうのは、そういう状況で来て頂きたいと思います。そのような仲間と一緒に仕事をしたいと考えています。これには訳があります。組織というのはいろんな人がいて組織と言えます。組織が大きくなればなるだけいろんな種類の人間が集まっているはずです。そしてそのような人も必ず必要となります。しかしながら、弊社の規模はまだまだ小さな会社ですから、そのような(大きな)組織とは違います。一人が果たす役割はとても大きく、志や情熱、方向性が違う人が一人いるだけで全体には大きく響いてしまいます。ですから、極力、同じ気持ちの仲間だけで運営していかなければ、ある程度の目標とする組織には到達しないものと考えております。したがって、2年後のある程度の規模になった姿を一緒に同じように思い描いてくれる仲間を求めています。乗り越えようという仲間を募集しております。そのためには多少大変なこともあるでしょうし、多少はプライベートに食い込む部分もあるかもしれません。しかしながら、それを辛いとか犠牲を払う、というようなネガティブな意識で考えるのではなく、そこにやりがいを見いだせる人、仕事のための向上を通じて自分自身の向上を常に追い求める意識のある人を求めています。

自分で考え、自分で行動できる人

わたしがニューヨークにはひと月に一週間ほどしかいませんので、個別に人を管理することが難しいこともあります。通常、わたしがニューヨークにいない時は、スカイプか電話で指示を出しておりますが、それだけでは難しいでしょう。ですから、指示待ちや言われたことをこなすだけの人は求めることができません。「自分で考え自分で行動できる人」でなければ、弊社ではお荷物となってしまいます。結構自分でどんどん行っちゃうタイプを求めます。一人で知らない土地に旅行に行っても、その場その場で自然と美味しい料理屋を見つけて勝手に友達を作ってしまう、くらい自立し自主的な感性の持ち主にこそ来ていただきたい、と思います。まず知らない土地なんて行きたくない、なにが待ち受けているか分からなくて怖いから行かない、という方は当社には合わない方だと思います。

チーム意識が強く、仲間を助けなければ、と素直に思える人

仕事で一番ストレスや不満を感じるのは、人間関係が円滑に行っていない場合である、というのを何かで読んだことがあります。実務的な業務における問題よりも人間関係に問題があることの方がよほどストレスになるようです。弊社では極力、人間関係のことで社員にストレスや不満を感じさせたくはありません。仲良くやってもらいたいと思っています。それ以上に、できれば仕事を通じて満足感や達成感を共有して欲しいと心から思っています。そのためにも、仲間意識、チームワークは必要です。しかしながら、それは先天的な性格なものですから、仲間意識を持ちなさい、と口で言っても、分からない人には分からないと思います。仲間を思いやったり、助け合う心は勉強してできるものではなく、心の分野ですから、人はなかなか変えられないでしょう。例えば、仕事を抱えすぎてなかなか仕事が終わらない仲間をよそに、先に仕事を上がるというような人は必要としていません。逆にすぐに辞めていただきます。「わたしの仕事は責任をもってちゃんとやっています。それはあなたの仕事ですから、わたしには関係ありません」、というような人間関係を割り切って考えるタイプの方はチームには必要とされません。そのような方は必ず人間関係でトラブルとなり同僚との間に溝が生まれるでしょう。弊社の仕事が一人でやれるものでない以上、他人を思いやり、フォローをしたりちゃんと引き継ぎやすいように配慮できるような、気の利いた、心ある人を求めております。

来て欲しくない人物像

「来て欲しくない」という言い方には語弊があるかもしれません。このような言い方をしてたいへん失礼いたしますが、弊社の人材募集では、”人材”だけを求めているのではありません。あなただけでなく、会社も同僚も、双方が皆と一緒に働きたい!一緒に成長したい!と思える仲間を求めております。ですから、業務ができる、というだけでは採用する理由にはなりません。いくつかの資質がない方々は、おそらく一緒に働いていたとしても志を同じくする仲間にはなれないでしょう。何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない時もあるでしょう。多少は辛いこともあるでしょう。プライベートが犠牲となることもあるかもしれません。そんな時でも仲間がいるから、一緒に支え合って乗り越えたり達成できるのだと思います。その中でやりがいを見出せる人、仕事のための向上を通じて自分自身の向上を常に追い求める意識のある人を求めています。極論になりますが、以下のような人には、そもそもその資質がない人だと思います。いかなるポジションにも関わらず弊社が求める人材ではありません。

人のせいにする、言ったことと行うことが違う人

嘘をつく人は同僚と協調して仕事ができないと思います。自分が間違ったのを部下のせいにしてみたり、人のせいにしたりすることもよろしくありません。言ったことをやらない人もよろしくありません。弊社では、誠実でない人、言行が一致しない人は一緒に働けません。

気が利かない、配慮に欠ける人、仲間を助けない人

「コミュニケーション能力」という言葉がありますが、これは気配りというような人間力を意味するように思います。なかなか適切な言葉が見当たりませんが、複数人で働く間で必要な社会人としての態度を身に着けている人をコミュニケーションスキルがある、のように言うのではないでしょうか。会社では一人で仕事をしているのではなく、引継ぎがあったり、同僚との共同作業のようにチームで仕事をする機会がたくさんあります。「相手の身になること」、「気配り」、「気遣い」、「配慮」、「優しさ」、という心からくる言葉に代表されるような「人間力」が必要だと思います。サービスを提供する会社としても、チーム力を重視する組織としても、このような心、態度をとても大切に思います。仲間を助けたい、支えたい、という心も同じです。そのような相手を思いやる気持ちのあるチームは強いです。そのような組織であり続けるためにも、人間力のない個はどのような能力があったとしても弊社では必要になりません。

自ら勉強したり覚えようとしない人

少なくとも、あなたが仕事を選ぶのですから、その仕事は自分から自主的に学ばなければならないと思います。もちろん仕事は教えますが、勉強というのは自分が欲するところのものですから、受け身でいては向上しないと思います。人よりも秀でている人は必ず独学ででも学ぼうという姿勢があります。仕事のためにも自分のためにも向上したいという意識がなければ人は成長しないものです。そして自ら勉強したり仕事を覚えようというヤル気のある人はそのような「向上したいという意識」を先天的に兼ね備えているものです。その気がない人はやっても伸びませんので弊社には不適任です。

何度も同じ失敗を繰り返す人

社訓に書かれてあるとおり、弊社ではたとえ失敗したとしても基本的に叱られることはありません。新しいことにチャレンジした場合、成功するよりも失敗する方が多いからです。逆に、失敗を恐れてチャレンジしなかったら、会社は新しい境地に踏み出すことができません。ですから、どんどん失敗して欲しいと思います。肝心なことは、一度失敗したら同じ失敗を繰り返してはいけない、ということです。これは頭の良し悪しとはまったく関係のない問題です。注意力や集中力といった努力すればできる問題です。このような人は何度言っても同じ間違いや失敗を繰り返します。教える方も徒労となりますから、このような方は必要とはいたしません。

仕事を残す人、責任感のない人

仕事は、「責任」だと思います。言うまでもなく仕事は最後までちゃんとしっかりやり遂げることが大切です。どれだけ時間がかかろうと労力がかかろうと最後までやり遂げる、ということが最も大切なことです。それができて責任感がある人だ、と評価されます。また、それを積み上げて、同僚やお客様からの信用が厚くなっていくものです。その意味で仕事を残して(帰る)人、責任を果たせない人は仲間からも信用されなくなり、最後には大切な仕事も頼まれなくなります。つまりやってもらう仕事がなくなるわけですから、会社を辞めてもらう、ということになります。

最後に

最後までご拝読いただき誠にありがとうございます。社訓、社是、社員ハンドブックなど全て読んでいただけましたでしょうか。ここでは、弊社の理念について説明させていただきました。弊社が求めている、高い志を持って一緒に頑張れる仲間の「人間的な資質」について弊社なりの考え方を説明させていただきました。会社の方向性は概ね理解していただけたかと思います。

仲間になりたい、と思いましたか。わたしの理念には賛同できますか。あなたに合った会社でしょうか。答えがYesという方は、精神面では求めている人材といえます。あとは各ポジションごとに実務の説明と、望まれるスキルやリクアイアメントがございますので、各ポジションごとのエントリーをご覧ください。実務内容があなたのやりたい仕事と一致するようでしたら大変嬉しく思います。

以上、宜しくお願い申し上げます。

あっとニューヨークの特徴

あっとニューヨークはニューヨーク現地で皆様をお待ちしております

  • (日本にある会社とよく間違えられますが)弊社はニューヨーク現地の旅行会社です。
  • 手配から催行まで旅行業務全般を一貫して行っております。
  • 個人・団体のお客様から法人・商用のご旅行まで幅広く対応いたしております。
  • 手配旅行から企画旅行までご希望に応じて柔軟に対応いたしております。
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