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シカゴ(Chicago)|あらすじ
売れない若手女優、ロキシー・ハートは彼女を見捨てた愛人を殺害してしまいます。
夫エイモスは、自分が犯人だとあっさりばれるような嘘をついてしまうほどのお人よし。
投獄されたロキシーを待っていたのは、ヴェルマをはじめ
自分たちの罪を正当化し、出獄を願う女囚たちでした。
監察官ママ・モートンの手引きで、悪徳敏腕弁護士ビリー・フリンの力を借り
ロキシーは正当防衛の悲劇のヒロインとして
またシカゴで最もキュートな殺人犯として、一躍スターダムへと登りつめることに。
一方ヴェルも、新たなスキャンダルを追いかけるメディアの注目を取り戻そうと
ロキシーに結託しないかともちかけるものの、有頂天になっているロキシーは見向きもせず
さらには自らの妊娠をでっちあげ、再び話題を独占。
調子に乗って、弁護士ビリーをも解雇してしまいます。
しかしその後、囚人仲間に絞殺刑が下るや否や、あわててビリーを呼び戻すロキシーでしたが
そんな彼女に対してビリーは
「裁判や世間なんて、全てショー。あんたには超一流のスターがついている」と安心させます。
そしてロキシーは偽のお腹の子供を盾に、まんまと正当防衛を勝ち取ったのですが
その劇的な裁判結果が紙面で踊ることはなく、
メディアは新たなスキャンダルを追いかけ続けていていました。
出獄したロキシーとヴェルマの行く末は一体どうなるのでしょうか…?
シカゴ(Chicago)|みどころ
ミュージカルの名作です。1996年にリバイバル版としてスタートし、トニー賞、8部門ノミネート、6部門受賞。また同作品映画版が2003年アカデミー最優秀映画賞を受賞。芸術賞総なめのミュージカルです。みどころは何といっても名曲とダンスにジャズ。特に鬼才・ボブ・ホッシ−の振り付けによるゴージャスでダイナミックなダンスはブロードウェイ・ミュージカルでもこの作品でしか見られません。
物語は1926年に実際に起きた事件をベースにしたものです。愛人を殺害した女優が、悪徳弁護士の力とマスコミを味方に付け、無罪を勝ち取り一躍スターダムへのし上がります!女であることを武器に、それを大いに活用すれば殺人も無罪!また殺人も上手くやれば金儲けもできる!というなんともアメリカ社会をコミカルに皮肉った物語です。
時は禁酒法時代。舞台は当時、闇の売人アルカ・ポネが牛耳っていたシカゴです。ジャズ・エイジと呼ばれる1920年代のシカゴを、音楽とダンスでスタイリッシュかつセクシーに描いております。音楽では特に冒頭に登場する「Overture/And All That Jazz」は傑作です。ストーリーも楽しく、アメリカの古き良き時代を満喫できる作品です。
作品の歴史
本作品の歴史は、1927年にサイレント映画『シカゴ』が公開され、アメリカ社会を痛烈に風刺したこの映画は、当時の腐敗した政治に辟易していた民衆の心を掴んだ頃まで遡ります。
その後も関連映画等数多くの作品が世に出回り、1975年、オリジナルのブロードウェイ公演が開幕され、1977年まで、2年間の間で936公演が上演がされました。
1979年は、ウエスト・エンドに進出し、1996年には再びブロードウェイに舞い戻りました。
ブロードウェイでの上演は、再演ミュージカル作品では最長、アメリカ発のミュージカルとしても最長を誇る作品です。
『オペラ座の怪人』、『キャッツ』をに続き第3位のロングラン公演の記録を持っています。映画版『シカゴ』はアカデミー賞を、ミュージカル版ではトニー賞を受賞、世界に誇る名作をご自身でお確かめ下さい。
誕生秘話
ミュージカル『シカゴ』と言えば思い浮かべるのは、セクシーな身なりで男たちを誑かす悪女たちではないでしょうか。
世論を武器にし、罪を犯しながらも無罪放免を勝ち取る・・・・、そんなミュージカル上のお話は実は本当に合った事件を元に作られたのです。
ジャズ・エイジと呼ばれる1920年代のシカゴ、報道機関や民衆は2人の女性殺人犯、ビューラ・アナンとベルヴァ・ガートナーに釘付けになっていました。
確固たる証拠が有るのにもかかわらず、無罪放免となった殺人犯、また当時の陪審員が全て男性であったことから、シカゴでは「魅力的な女性は決して有罪判決にはならない」という、法治国家としてはあるまじき言い伝えがあります。
事実、『シカゴ』のモデルとなった、ビューラ・アナンとベルヴァ・ガートナーは共に無罪を勝ち取り、一部ではセレブリティとしてすら扱われていました。
そんな、事件をもとに作られた脚本、世の中の司法の不条理や政治の腐敗を風刺した演劇脚本は生まれ、民衆と批評家の賞賛を受け、ミュージカル『シカゴ』が誕生しました。
ダンスの魅力
ミュージカルといえば豪華な舞台道具と華やかな衣装、飾り立てた舞台役者たちが優雅に歌い、踊るのを想像する方が多いかと思いますが、ミュージカル『シカゴ』はそんな美しい幻想的な雰囲気とは一風変わった舞台が特徴です。
犯罪を犯した女囚人たちを題材にした、風刺に満ちた作品、悪女たちのショーは歌やダンスを中心とした迫力満点の舞台。名曲の数々も然ることながら注目するべきはそのダンスです。
鬼才と名高いボブ・フォッシーが振り付けを担当、トニー賞最優秀振付賞を8回も受賞したその記録は彼の没後も尚破られてはおらず、監督作品の『キャバレー』ではアカデミー賞最優秀監督賞を受賞。彼のゴージャスでダイナミックな振り付けでアメリカのショービジネスを肌で感じて下さい。
米倉涼子主演
日本人の方で、女優:米倉涼子さんがきっかけでミュージカル『シカゴ』の名前を耳にした方が多いのではないでしょうか。
2012年7月にブロードウェイデビューを果たした女優、米倉涼子さんですが、実は日本人がブロードウェイの舞台に立ったのは1958年にナンシー梅木さん以来、実に54年でした。
更に、米倉涼子さんが主演を果たしたミュージカル『シカゴ』は日本人がアジア人以外のアメリカ人をを演じるのは史上初の快挙という事で多くのメディアに取り上げられました。
2017年7月には初演よりも公演日数を増やした状態で5年ぶりにブロードウェイにカムバックし!堂々の演技力で観客のスタンディングオベーションでフィナーレを迎えました。
そんな日本にも馴染みのあるミュージカルの劇場に一度足を運んでみてはいかがでしょう。
米倉涼子主演シカゴチケット販売実績はこちら⇒ 【2012年公演】【2017年公演】
シカゴ(Chicago)|ミュージックビデオ
ミュージカル”シカゴ”の感想|口コミ情報|
長らくお待たせいたしました。口コミが復活です。
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シカゴは大人のミュージカル。
ダンスもレベルが高く、オーケストラのメンバーも交えた独特な味のある演出が気に入った。
ホールは比較的小さいですが満席でした。
家内と二人分予約頂いた席は舞台に近く、迫力満点で最高の席。
ダンサー達のダイナミックな動き、踊りはすばらしい。
またバックの演奏が舞台の中央奥に配置され、ダンサー・観客と一体感。
指揮者は全米でも女性の有名な方。
隣のシカゴ中年のご婦人も年1、2回はオハイオ州からブロードウェイにくるという。
会場内は写真等は禁止ですが、しっかり目、記憶に焼きついています。最高の体験に感謝。
チケット手配有難うございました。
前から4列目の中央と非常に良い席を確保いただき感激しました。
劇場が狭いため、後ろの方でも気にならないと思いますが・・)
日本においても何回か見ていたため、キャスト的には若干不満足ではありましたが
十分楽しませていただきました。
今後行く方への注意事項です。
男性用トイレが4つしかなくすごい列になり、
途中休憩時間に行くには速攻でいかないと後半スタートに間に合いません。
(女性用も長蛇の列ですが、これは日本と一緒です)
10月14日に見てきました。歌と踊りは普通なのだけど、キャストが良くない。
男どもを翻弄するセクシーさがシカゴのシカゴらしいところなのに、それが全く無い。
他のキャストに比べてコミカルでさえあった。
シカゴはキャッツのようなミュージカルと違って、主役の2名が命。
せっかくニューヨークまで行ったのに残念です。
ただ、看守役(ママ)は素晴らしかった。
先日取っていただいたチケットで良席で観てきました☆
シカゴは映画の大ファンで、内容も殆ど頭に入れて観にいきました。
舞台や衣装チェンジが少ないので
映画やミュージカル的な華やかなものをイメージして行くと、「想像と違う」と思ってしまうかと。
シカゴは本当に歌と踊りがメインです。
台詞回しも早いので、ストーリーを頭に入れていかないと転回に着いていけないと思います。
会場が小さい?分あの迫力を本当に全身で感じられるし、
生演奏が目でも楽しめるのがまた良かったなぁと思います。
映画好きの方は「映画とは違うぞ」と思って観にいけば
内容も分かっていると思いますし、楽しめると思います。
ロキシーは映画より、舞台の方が歌も踊りも多くてずっと良かったです!
チケットの手配有難うございました!
せっかくニューヨークにまで行ってシカゴを観るので
念入りにビデオまで買って予習していきました。ストーリーは簡単。しっかりと頭に入りました。
実際のミュージカルは迫力が全然違いました。
映画よりもダンサーの凄さとか迫力が違いました。
1階の後ろの席でしたが、ステージまでは遠い感じはありませんでした。
臨場感というか、ダンサーや役者さんが非常に身近に感じられたのが映画との違いでしょうか。
歌と踊りが好きな人にはたまらないミュージカルだと思います!!
ちょっと物語的に難しいので、あまり英語が聞き取れない人は
ガイドブックやインターネットである程度展開を読んでいったほうがいいかも☆
つい昨日観てきました。
本当に素晴らしかった!!歌唱力と演技力に脱帽しました。
これを日本版でするのは絶対にありえないです。
というか不可能だと思います。
なので日本語版は絶対に観ないでください…
舞台で大成功し、映画化になったので、
舞台ファンは映画版を駄作と言っていました。
逆に映画ファンは舞台を見て駄作と言っていました。
本場のショーは最高傑作です。
常にジョークや笑いを誘うシーンがあるので、
楽しみたい方は英語をしっかりマスターしないとだめかな。
そうじゃないと”つまらない”で終わります。
私は昔「レ・ミゼラブル」を見ましたが、時差ぼけの関係もあってか半分寝ていました。
今回、妻と一緒に見ましたが、最後まで寝る暇なし。
ミュージカル、初めての妻も、私も感動。劇場が余り大きくなく、臨場感がありました。
最悪でした。時間もお金も捨ててしまった!!!!
映画で観てる方がよっぽど楽しかったです。
映画を見てから行ったのでストーリーは完璧に頭に入っていたのですが
途中のジョークが英語力不足によってわからないのが残念。
でも、ショーのレベルは最高!!出待ちでサインも貰えました。
ただ、ホントに冷房がキツイので弱い方は上着プラスひざ掛けを持っていたほうがいいですよ。
ボクはジャケットを着てても寒かったデス
何を見るか全く最後まで迷いましたが、映画でみたシカゴならと思い見ました。
ロキシー役が変わってたみたいで少し残念でしたが、歌とダンスは感動しました。
ただし、大人向けですかね。(ディズニー系と比べると)
ジョークも結構言ってたみたいで、
アメリカンジョークがわかる程度の英語力があればもっと楽しめるぽいなあと。
初めての本場のミュージカルでとても楽しかったです。
小奇麗な格好の夫婦が前に座っていて、帰る時はリムジンで帰ってました
大人って感じでそれもまた見入ってしまいました。
逆に、ジーンズにTシャツという方もいましたが、
全体的に普通〜やや小奇麗な格好のほうが良いなあと思いました。
年齢層高めでした。
昨年10月にNYで観劇(感激)したが、エロカッコイイ舞台でした。
今度は日生劇場に行ってきます。
役者によって、いろいろな深みの出るミュージカルです。
過去に見た事がある方でも、役者が違う様でしたらもう一度、見てみるのもいいかも。
アッシャーが出てた時も、なかなかでしたよ。