ボルチモア(ワシントンDCの隣町)の女子高生のトレイシーは、あるダンス番組の大ファン。夢の番組出演のために、オーディションを受けることに。けれども、カウンシルの中でも一番可愛いアンバーのお母さんに妨害されて、追い払われてしまった。
同じ高校の黒人少年シーウィードは、番組DJの息子。その彼と大胆にもテレビ番組に乱入し、見事カウンシルの座を射止めることになる。ちょっと太めの彼女だったが、そんな事を全く気にしないチャーミングさが受けて、一躍、街の人気者になる。はじめ反対していたお母さんのエドナまで大喜び。Lサイズ専用ブティックの専属モデルにまでなっちゃった。ネガティブ思考だったエドナも、娘の天真爛漫な性格に影響され、新しい自分を発見する。
一方、番組には黒人に対する差別規定があり、納得できないトレイシーは、街でデモ行進をおこない抗議運動を開始する。番組側の可愛いアンバーの母親が、その運動を潰しにかかってきた。トレイシーたちを警察に売り渡し、トレイシーは拘置所に入れられてしまう。独房にまで放り込まれてしまう。
トレイシーたち若者たちの活動が始まる。市民が選ぶ「ミス・ヘアスプレー」。その全国放送の番組で、差別撤廃を訴える抗議運動を起こそうと計画する。アンバーがミスに選ばれた瞬間、トレイシーは独房を抜け出し、仲間たちと会場へ乱入してテレビ放映を占拠。その混乱から仲間たちがダンスを盛大に始める。同時にその模様が全米に放映されるや、視聴者から賞賛の電話が立て続けに掛かってきた。電話は鳴り止まない。
カウンセルも事の大きさに動揺し、何と一度決ったミス・ヘアスプレーを、アンバーからトレイシーに返還。トレイシーたちはミス・ヘアスプレーに輝き、同時に恩赦で独房から開放され無罪放免へのご高配。最高潮に達したクライマックスでは、警備員や恋人、家族、全ての人々が加わって、ノリのいいアップテンポの音楽とダンスのなか、大合唱で幕を閉じる。 |
ミュージカル”ヘアスプレー”の感想|口コミ情報|
とにかく、明るくて可愛くって、映画よりも更になんだかとっても楽しい雰囲気があって、期待以上に楽しめました。
トレーシーはあんなに太っちょで小さいのに、歌もダンスもとっても上手いのです。
やっぱり役者さんがセリフとか間違えたりしたとき、お母さん役(男の人)がアドリブでおもしろくやるのが見せ場だったりして。
ヘアスプレーを見に行くのは予定していなかったのですが、アンバー役が、テレビのオーディション番組で知っていたアシュリー・スペンサー(彼女は現在GREASEで主演しています)なのを知って、急遽、昼の公演のチケットをその場で買って入ったのですが、2階はガラガラで前の方まで移動できました。
6月に男2人でNY旅行(主にメジャーリーグ観戦目的)に行ったとき、
せっかく本場にきたのだからと、生まれて初めてミュージカルをみたのが、
「ヘアスプレー」でした。何をみるかも決めていなかったので、当日自分達でチケットを買いに行きましたが、前のほうのド真ん中あたりの席がとれて、ラッキーでした。英語がそんなにわからなくても十分楽しめ、いろんな人に他のミュージカルも薦められましたが、これにして大正解だったと思ってます
映画がすごく大好きで、DVDを購入し、何度も見ていました。
NYに行くならみたい!!と思い、こちらでお世話になったのですが、
前の方の席でとても見やすく、迫力がすごかったです!!
ブロードウェイは2度目ですが、感動?というか、ゾクゾクしました。
最後はみんなで口ずさみながら一体になる感じで、最高でした!!
とにかく明るい。ティーンエイジのパワー炸裂。肌の色の違う人となんで一緒に踊っちゃいけないの、みたいな差別の問題に触れていますが、根っから明るい。でも単純すぎて先が読めすぎる感じがありました。
でぶっちょのお母さん役の役者が芸達者ですばらしく、アドリブを連発して、相方がせりふを失っていました...
とにかく最高でした!
まずは、あっとさん、チケットのご手配有難う御座いました。ありがたいことに
最前列の席で、オーケストラが目の前、ステージは頭上。席が良すぎて
首が凝りました(笑)。
アメリカに来て、このミュージカルを見てあらためてアメリカだな〜と思いました。
時代背景が懐かしく若い頃アメリカに憧れていたのを思い出しました。
黒人の歌手の声量が素晴しく、歌が中心だったため英語が分からない私でも楽しめました。
楽しめて感動もできるミュージカルだと思います。アメリカを知る上でもお薦めです。
ヘアスプレイ、ニューヨークでも見て来ましたよ。
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古きよきアメリカ思い出させてくれる、ヘアスプレー。 底なしに明るいミュージカルです。ご覧になられた方は、こちらに感想などをご一筆