USオープンテニス観戦ガイド
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ニューヨークで毎年晩夏に行われるテニスの最高峰大会、USオープンテニス。
2009年のレポートを元に、USオープンテニス観戦のヒントをお届けします。
※当時と今年では異なる部分もございますので、その点はご留意下さい |
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このページの内容
会場への行き方・持ち入り禁止物
USオープンテニスの会場であるナショナルテニスセンターへ向かうには、地下鉄が便利です。紫色の7番線に乗って、最寄り駅「Mets Willets Point (メッツ・ウィレッツ・ポイント)」で下車すれば会場までボードウォークが続いておりますので、迷うことはありません(写真左上)
7番線は42丁目のタイムズスクエアやグランドセントラルというマンハッタンの主要駅を通りますので、乗り換えも簡単。タイムズスクエアから乗れば45分程度で最寄り駅へ到着します。メトロカード(地下鉄乗車券)を買うなら1週間のアンリミテッド(乗り放題)パスか、チャージ式のカードがお勧め。1度きりのシングルライドチケットは、購入から2時間のみ使用可能なので要注意。
またペンステーションからなら、LIRR(ロングアイランドレールロード)を利用して会場へ行くこともできますが、割高かつ、電車の本数が少ないので注意してください。
USオープンテニス 主な持ち込み禁止物(大会側の以降により、急遽変更となる場合があります) |
ビデオカメラ、三脚、録音機器 |
ノートパソコン、iPad などのコンピュータ類 |
30cm×30cm×40cmよりも大きいカバンや、バックパック、アタッシュケース、トランクケース |
クーラーボックス、密封されたパッケージ、ビンカン類 |
テニスラケット、自転車、こうもり傘など先の尖った傘やそれに類するもの |
プラカードなど、応援用のポスターやボード、レーザーポインタ、音の出る機器 |
飲食物(乳児の離乳食や医療目的の物のみ持ち込みに限り可)、アルコール類、液体スプレーも不可 |
危険物、ペット、その他スタッフの持ち込み禁止と判断する物 |
※ お荷物のお持込は、お1人様につき1つまでとなりますのでご注意下さい!※ |
カバンを持たずに行くと、専用のエクスプレスラインから入場することが可能です。
カバン持参の場合は、入口で中身を全てチェックされます。
飲食物の持ち込みについては特に厳しく、つい持ち歩きがちなペットボトルなども没収されるので要注意。
まだまだ残暑の日差しがきつい季節に行われるUSオープンテニスには、紫外線対策をしておくことをお勧めします!
日傘は使えないので、日焼け止めをしっかり塗った上で帽子やサングラスなどで日差しをシャットアウトして下さい。
ナショナルテニスセンター
USオープンテニスの会場は、ニューヨーク、クイーンズ区にあるナショナルテニスセンター。
歴代チャンピオンのバナーの並ぶ会場へ足を踏み入れると、USオープンテニス観戦への気分が一層高まります(写真左上)。
会場内最大のスタジアム「アーサー・アッシュスタジアム」の前には噴水があり、試合開始前にはゲートオープンを待つ人々で賑わいます。
南門の近くには殿堂入りした有名プレーヤーたちのモニュメントがありますので、時間があれば是非行ってみてはいかがですか?(写真左上)写真一番手前はシュティフィー・グラフ選手。
緑豊かで美しいナショナルテニスセンターの全景を撮影するなら、アーサー・アッシュスタジアムから撮影するのが1番!(写真)南門外にある地球儀のモニュメントまでしっかり入ります。
テニス観戦の仕方
スタジアム前にある巨大モニターにて、観戦日の各コートの試合スケジュールや応援する選手の出場コートを確認できます。
USオープンテニスの巨大なドロー表(トーナメントの対戦表)は屋外に設置されており、日々試合が進むにつれて係員がスコアと勝者とを掲示してゆくしくみ。ドロー表は会場内の各所で売られているので、購入して自分で試合結果を書き込むのも楽しみ方のひとつ!

アーサーアッシュスタジアムの入場券を持っていれば、座席に空きがある限りどのコートでも観戦が可能。ただ、グラウンドコート(写真上)などでも人気の新人が出る場合や、地元アメリカ人の出場する試合には、開始前から長蛇の列ができることも。座席数が少ないので、見逃したくない場合は早めに並んでおくのが無難です。
いずれのコートも途中退席、途中入場が可能。入場のタイミングは係員に従う必要がありますが、退席したい時はゲームとゲームの間に素早く出るのがマナーですので、お気をつけ下さい!

上の写真は、ルイ・アームストロングスタジアムの隣に位置するグランドスタンドで撮影したもの。タイミングが良ければ、こんなに近くで観戦できることもあります。
アーサー・アッシュスタジアム
準決勝や決勝はもちろんのこと有名プレーヤーの初戦なども行われる、ナショナルテニスセンター内最大のアーサー・アッシュスタジアム。
コートに最も近い1階席のコートサイドエリアやその上に位置するスイートルーム。これらのエリアには、もちろんチケットを持っていなくては立ち入ることができません。最高の試合を最高の席で観たいなら、1度は大金をはたいて座ってみたいもの!実際にコートサイドでファイナルを観戦した人に話を聞いてみると、「臨場感が違う。確かに高いけれど、それだけの価値があるよ」とのこと。
スイートの上の階はロッジと呼ばれるエリア(セクション番号:100〜200番台)で、観戦しやすくコートサイドには手が出ない人におすすめです。特に、エンド席に座るとテレビでよく見るような視点での観戦となります。下の写真は、ロッジセクションエンドエリアの最後方から撮ったもの。

写真では非常に小さく迫力なく写ってしまいますが、実際にその場で見ると、下の写真くらいの臨場感で見ることができます。

通路を挟んでロッジの後ろに位置するのが、プロムナードと呼ばれる座席エリア(セクション番号:300番台)コートから最も離れているので、価格も一番割安です。十分観戦しやすいエリアですが、最も前方と最も後方では随分見晴らしが異なるので要注意。下の写真はプロムナードの最後方エリアから撮影した写真。予算の許す限り、前方のチケットをおすすめすします。

サインや写真撮影
大会中選手にサインを求める最大のチャンスは、試合の直後。勝者は恒例のテニスボールを3球観客へプレゼントした後、会場を後にします。その瞬間を狙って、沢山の子供たちがコートサイドに集まります(写真右)
たいてい彼等はサインをもらうために巨大なテニスボールを用意しているので、チャレンジしたい方はコートサイド席のチケットを手に入れてチャレンジしてみては?
尚、写真はプレー中でも撮影が可能です。試合の邪魔にならないように注意してください。 |

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会場で売られている飲食物
会場内で売られている食べ物の種類の豊富さも、USオープンテニスの醍醐味。Food Villageと呼ばれる屋外フードコートには是非立ち寄って!例年ハンバーガーやデリフード(サンドイッチやサラダなど)以外にも、ピザやパスタ、クレープ、チーズステーキサンドウィッチ、カリフォルニアロールなどが販売されています。好きな食事が売られている屋台に並んでみて(写真左上)
チェダーチーズのたっぷりかかったフィリーズチーズステーキサンドイッチは、毎年特に人気です(写真右上)とても混み合うので、テーブルは譲り合って使用して。大きなモニターがあるので、食事をしながら試合観戦もできます。
またUSオープンテニスでは、アルコールも楽しめます。ビールはもちろん、カクテルも豊富。カクテルバー以外にも会場内の各所に小さなワゴンが出ているので、欲しい物を探してみて(購入時には、身分証の提示(パスポート)が求められる場合もあるので、お忘れなく!)スタジアム内にも持って入ることができるので、マティーニ片手にテニス観戦を楽しむのもおススメです!
ギフトショップ
USオープンテニスの会場には大会の記念グッズを販売するギフトショップ(写真左上)はもちろん、各メーカーの店舗があるのでテニスギアやウェアー、シューズが揃います。サインをもらうために活用されている、巨大なテニスボールもここで手に入ります。またロジャー・フェデラーなど、有名プレーヤーをフィーチャーしたショップにも注目が集まっています(写真右上)

前述した通り、アルコールを楽しめるのもUSオープンテニスの醍醐味ですが、中でもお土産として記念に残るのがこのグラス(写真上、右)
プラスチック製ですが非常によくできていて安っぽく見えず、持ち帰ってからも十分使えます。大会のロゴや歴代優勝者の名前が入っているのでお土産にも最適。
ただし、購入するためには長蛇の列に並ぶこともあるので覚悟して。 |
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