2006.08.16 – CNN/AP特約
ニューヨーク――米ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長は15日、自費の1億2500万ドル(約145億円)を国際的な禁煙運動に寄付する、と発表した。AP通信によると、経済ニュース通信社の創設などで富豪となった同市長は毎年、教育、文化促進に私財を投じているが、自らその使途目的を公表するのは珍しい。
マイケル・ブルームバーグ市長は約30年前に喫煙を止めた後、禁煙運動に積極姿勢を見せている。寄付金発表に伴い、「今世紀に、10億人が煙害で死亡している。慈善家たちはこの事実を見逃している」との理由を明かした。
2500万ドルは、禁煙運動や子供の喫煙阻止、市、州、国家レベルでのたばこ購入に伴う消費税値上げなどの運動に充てたいとしている。寄付を受ける組織などは不明。
共和党所属の市長は、ニューヨークのバー、レストランでの禁煙を全面禁止にするなどの措置を打ち出しているとのこと。
ブルームバーグさん、お金を出すのはいいけど、いつも背後に利益関係が見え隠れしていますよ。ジュリアーニ市長は、お金で物事を解決しなくても人心を集めることは上手でしたが、145億円を寄付というのは、驚きましたね。それも禁煙運動に使ってください、なんて...。ニューヨーク市はいつも財政難だというのに...大丈夫ですかね。